安川電機 MOTOMAN-HC10(HC10DTPシリーズ) とは
MOTOMAN-HC10は安川電機が展開する人協働ロボットHCシリーズの基幹モデルで、6軸垂直多関節構造・可搬質量10kg・最大リーチ1379mmを備える。Power and Force Limiting(PFL)技術により外力を検知して自動停止する安全運転と、アーム各部の隙間を確保して手指の挟み込みを防ぐ安全設計を持ち、ISO 10218-1適合により安全柵なしでの人協働運用が可能。ハンドガイド(ダイレクトティーチ)でアームを手で動かして教示でき、現場での導入が容易な国産cobotの代表格。
標準仕様(HC10DTP)の保護等級はIP20だが、防じん・防滴仕様のHC10SDTPではIP66/IP67相当となり、各関節に食品グレードグリスを採用、特殊な防滴コーティングを施すなど、過酷環境・衛生環境向けのバリエーションが用意されている。本体質量は約58kg、繰り返し位置精度はカタログ系で±0.05〜0.1mm、直線最高速度2000mm/s。適用コントローラはYRC1000micro(HCシリーズ用)およびYRC1000。HC10DT/HC10DTPハンドキャリータイプなど移動設置を容易にした派生も存在する。
ROBOT WEAR(robotwear.jp)は安川電機の正規代理店や公式アクセサリ供給元ではなく、産業用・協働ロボット向けの非公式な互換保護カバーの別注製作および取次を行う立場である。本機種についても、現場の環境(防じん・防滴の補強、食品ウォッシュダウン、塗装ミストなど)に合わせた保護カバーのオーダーメイド製作・既存カバーメーカーへの取次を想定しており、メーカー公式仕様や正規アクセサリの代替・保証を主張するものではない。